考察
演じない演技へ。
最近の目標。
「演じる」事に慣れてしまった身体からの解放。
こうすればこう見える。
こういう役作りをすればこういう人に見える。
こう言えばこういう感情のセリフに聞こえる。
そういった小手先の技術が少しずつ身に付き始めた頃から演技のリアリティと存在の生々しさが無くなってくるように感じる。
それは「こなせる」ようになったからこそ起きるもの。
等身大の自分以外は表現する事ができない、始めたての頃は全てを自分自身に落とし、自分の表現に頼るしかない。
しかし、そこに一貫するためセリフの一つ一つはリアリティを帯び、ナチュラルにそこに存在することができる。
これがある程度テクニックが身に付くと自分とかけ離れたものも演じる事ができるようになる。
そのラインを越えると一つ役者として成長できる。
そこから、ある程度の経験を積むとテクニックを駆使してあらゆる役をこなせるようになる。
問題となってくるのがこの辺りからで、自分という存在が薄くなってしまいがちだと思う。
結局は自分とかけ離れているものは真の意味では演じる事ができない。
今20代の人間が50代の人間を演じるには無理がある。
テクニックでこなすことは事はできるが、そこにはリアリティは無い。
ブサイクがイケメンを演じるなんて、それこそ愚の骨頂。テクニックじゃあ顔は変わらない。
小劇場に多い「上手いけど魅力のない役者」はこの点での違和感やリアリティの無さによるものがそう見せているのだと思う。テクニックだけ見せられても感動しないし、共感できない。ましてやそのテクニックに酔いしれ、自分のやりたい役をのびのび演じている姿など見るに値しない。
ここに小劇場の大きな問題点がある。
趣味の範囲を越える事ができない、小劇場では役者の力量によってキャスティングされる事が多い。主役は上手い人。下手くそは脇役。
そこで一度初心に立ちもどってみる。
等身大の自分自身とは何者か?
自分はどんな人間なのか?
そこから、次のステップが始まる。
自分という存在のリアリティに役を重ねるためにテクニックを使う。
それはすなわち「演じない」事へとつながる。自分という存在に役を重ねるたけで、それ以上は演じない。
役の方を自分に近づけるイメージ。
どんな役でも演じずに成立させる事がより良い役者への第一歩なのではと、最近考えている。
と、長々と生意気に語ってすいません。
あくまで個人の見解で、まだまだ修行中の若造の意見です。
何かの参考になればこれ幸いです。
最近の目標。
「演じる」事に慣れてしまった身体からの解放。
こうすればこう見える。
こういう役作りをすればこういう人に見える。
こう言えばこういう感情のセリフに聞こえる。
そういった小手先の技術が少しずつ身に付き始めた頃から演技のリアリティと存在の生々しさが無くなってくるように感じる。
それは「こなせる」ようになったからこそ起きるもの。
等身大の自分以外は表現する事ができない、始めたての頃は全てを自分自身に落とし、自分の表現に頼るしかない。
しかし、そこに一貫するためセリフの一つ一つはリアリティを帯び、ナチュラルにそこに存在することができる。
これがある程度テクニックが身に付くと自分とかけ離れたものも演じる事ができるようになる。
そのラインを越えると一つ役者として成長できる。
そこから、ある程度の経験を積むとテクニックを駆使してあらゆる役をこなせるようになる。
問題となってくるのがこの辺りからで、自分という存在が薄くなってしまいがちだと思う。
結局は自分とかけ離れているものは真の意味では演じる事ができない。
今20代の人間が50代の人間を演じるには無理がある。
テクニックでこなすことは事はできるが、そこにはリアリティは無い。
ブサイクがイケメンを演じるなんて、それこそ愚の骨頂。テクニックじゃあ顔は変わらない。
小劇場に多い「上手いけど魅力のない役者」はこの点での違和感やリアリティの無さによるものがそう見せているのだと思う。テクニックだけ見せられても感動しないし、共感できない。ましてやそのテクニックに酔いしれ、自分のやりたい役をのびのび演じている姿など見るに値しない。
ここに小劇場の大きな問題点がある。
趣味の範囲を越える事ができない、小劇場では役者の力量によってキャスティングされる事が多い。主役は上手い人。下手くそは脇役。
そこで一度初心に立ちもどってみる。
等身大の自分自身とは何者か?
自分はどんな人間なのか?
そこから、次のステップが始まる。
自分という存在のリアリティに役を重ねるためにテクニックを使う。
それはすなわち「演じない」事へとつながる。自分という存在に役を重ねるたけで、それ以上は演じない。
役の方を自分に近づけるイメージ。
どんな役でも演じずに成立させる事がより良い役者への第一歩なのではと、最近考えている。
と、長々と生意気に語ってすいません。
あくまで個人の見解で、まだまだ修行中の若造の意見です。
何かの参考になればこれ幸いです。
- 2012.05.21 Monday
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- by 岸


